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ミスター大西は英語負け組を救えるか?

2010.01.07.02:26

ついに借りました。『ハートで感じる英語塾』は、ハートで感じるシリーズの第三巻ですが、一見して、これはいい! と思いました。ネイティブスピーカーシリーズとくらべて断然読みやすいし、まとまっています。それはなぜかと考えてみると、著者も自分の考え方や持ってる素材の整理が進んできて、まとまってきたということ。それから、本のつくりとしてのエディトリアル・デザインが高いレベルにあることがあげられるでしょう。



ネイティブスピーカーシリーズは、研究社ですか。ハートで感じるはNHK出版ですね。研究社はやっぱり編集がジミです。NHKは、わかりやすくアピールするような紙面つくりがうまい。その差がだいぶあるような気がします。



ということでこれは相当なおすすめだと思います。



ただ、例文などを見ると、ある程度英語の基礎力がある人を対象にしていますね。こういうのは「やり直し英語本」のジャンルに属すると思いますが、英語がほんとに、中一レベルもできないという人には向きません。そういうレベルの本って実はほとんどないんですね。完全な初めからの、大人からの入門書っていうのは。つまり、マーケットとしては「ちょっとは知ってる(つもり)」人の層が大きくと、ほんとうにまったくできないという人は少数派であるため、マーケットとして認められていないのでしょうね。



ほんとに、たとえば「私は昨日テニスをしました」が英語で正しく言えない、I was play tennis yesterday. なんてなっちゃうような人を救済するような本ってなかなかないんですよね。そういう人は中学の教科書やNHKの基礎英語からやり直すしかないんでしょうが(伊藤サムさんによりますと)、でもそういうレベルのものは、大西さんが否定するような学校文法でできているわけですよね。ですので、私がいいたいことは、そういう本当に最初から「大西メソード」で英語を習得していけるようなテキストを作ってもらいたいな、ということです。



ということなので、高校での偏差値50以上の人には、ハートで感じるシリーズ(て、まだ一冊しか見てないけど他の二冊もたぶんいいと思います)は、必読だと思います。
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プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

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