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日本語なまりと言いますが

2010.06.01.00:38

すべての「日本語なまり」を矯正すべきかというと・・どうなのでしょうか。
たとえば『脱・日本語なまり』を見ると、英語の he と日本語の「ヒー」との違いが指摘されています。knee と「ニー」の違いもそうですね。
これは靜さんの『絶対発音力』には出てこないんですよ。つまり靜さんは、これらは絶対に必要な訓練とは考えていないということですよね。he を「ヒー」と発音しても通じないということはないのです。ちょっとネイティブとは違うなとはわかるでしょうが。ですので、意味を取り違えられる心配はないので、優先度としては低いということですね。そういえば靜さんは、z と dz の違いにも触れてはいますが、「さしあたり優先度は低いので余裕のある人だけ見てくれ」という意味のことを書いてあります。『脱・日本語なまり』では重大な問題とされていますが。

発音は「ネイティブ並み」をめざすのではなく、「国際的に通じるレベル」を目標にするということですね。『ナイン・インタビュー』の柴田先生だって発音は私とそれほど変わらない感じですし(言いすぎ?)。

そういえば、イギリスの発音の方がアメリカ式よりも簡単な部分がけっこうあると思います。early の母音など、r の音を響かせるアメリカ音はちょっとむずかしいですね。アメリカ音にこだわる必要なし、と思います。

ついでにいえば、この前書いた『ネイティブ英語の壁』の本にしても、ここに出てくる言い回しとかどのくらいの頻度があるのかなあ・・とも思います。私がいままで一度もお目にかからなかったものがたくさんありますし、いろんな口語表現がのってる『英語フレーズ4000』や『さっと使える英語表現1000』にも出てきてなかったと思います。そういうのって、本当に役立つのはTOEIC900点以上の人くらいじゃないかという気もします。もっと他に覚えるべきものはたくさんあるわけなので。
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プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

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