スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOEIC900からの道はいろいろある

2011.12.04.18:43

こういう、日向清人さんと井上大輔さんの対談音声が聞けるのですが、けっこう面白いです。

OVER TOEIC900の英会話上達法

つまり会話には会話独特の言い方とかストラテジーがあるものであって、それは習う必要がある、ということです。
高度な英語がわかったからといって、会話の英語はそれとして習わないとできるようにならない、ということですね。
そういうこと自体があまり理解されていない、という指摘です。

ベーシックな英語力を養成する方法として、800~900くらいに行くまではTOEIC中心で勉強していくのはよい方法です。それと平行して発音(文全体のリズムなども含む)をやり、多読を入れていけばいいでしょう。
900まで行ったらどうするかというと、それは英語でやりたいことに応じて道が分かれてくるのです。

一つは、リーディング能力をさらに高度に伸ばして、ふつうの本や新聞が辞書なしで読め、またニュースを聞いてわかる、という方向です。つまり「書き言葉」の英語をさらに高度にわかるようにすることですね(ニュースも音声ですが基本は書き言葉なので)。これをするとTOEICのリーディングは余裕で満点が取れるようになり、TOEIC990点満点も達成できます。

ところがこれはあくまで書き言葉に特化した道であって、これだけやっても会話のスキルはさほど上達しません。それにはそれで別の勉強法があるのです。

それは、日向さんの次のような本を読んでおき、さらに、ドラマを英語字幕で見ることをつづけて、またスカイプ英会話などもやり、状況の中で表現のニュアンスを体得することです。これは簡単な基本単語ばかりなのですが、そのニュアンスを正確にわかるかというところが問題なのです。英検1級のための語彙増強などとはまったく違う方向です。

知られざる英会話のスキル20(CD BOOK)知られざる英会話のスキル20(CD BOOK)
(2010/06/25)
日向清人、狩野みき 他

商品詳細を見る


ですので、TOEIC900から990へ行く道は、こういう会話のスキルはサポートしていないことを理解する必要があります。したがって、会話を中心にしたい人は990は捨ててもいいわけです。もちろん、英検1級も不要です。
ただそれでも990を取りたい人はいるわけなので、気になるなら早く990を取ってしまって気持ちを楽にすることを、この対談ではすすめています(笑)

ところが、書き言葉の理解を強化していくのは、TOEICの問題ばかりやっていてもだめなんですよね。TOEICよりもっと高度なものをやっていかないといけません。TOEICの問題集や模試だけで990へ行こうというのはかなり効率の悪いやり方です。ニュースとか洋書、オーディオブックを中心にしていくべきですね。
ちょっとお恥ずかしいですが、私と井上さんの対談音声はそういうことを話しています。ご興味があればどうぞ。

音声はこちら
関連記事

comment

Secret

プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

このブログのコメントは承認制にさせていただいています。コメントの掲載については管理者にご一任ください。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
 
QRコード
QR
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。