スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

多読をどう進めるか

2011.10.01.22:21

とにかく、基礎をやったらば、次は多読・多聴によるインプットです。
英語の場合はこの教材がいくらでも出てますが、英語以外になるとこれがけっこうむずかしい。
どうやって多読・多聴の材料を確保するかなんですねえ。

中国語では中国で何冊か Graded reader が出されてます。それはmp3のCDもついてます。
ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語でも数は多くないが出てはいます。
韓国語の場合、探しているんですがこれまでに韓国で出されているのは一冊しか見つかってません。

あと、日本では対訳でCDがついてるのが何冊かあるけどちょっと高いですねえ。教材費がかなりかかります。

私の理想とするやり方ではないですが、ニュースを使うリーディングも試してみました。東亜日報のサイトでは同じニュースの日本語版と韓国語版が読めるので、韓国語版をプリントアウトして日本語版と比較して読んでいくというものです。韓国語の特性ですが、日本語とほぼ一対一で単語が対応してくれますし、ニュースの文章は漢字語が多いけれども構文としてはやさしいので、対照すれば辞書はほとんど引かなくても理解ができてしまいます。韓国語で難しいのはむしろ口語で使う文末表現なので、書き言葉はパターンが決まっていて、語彙だけの問題ですね。わからない漢字語がものすごくあるんですが、多読のつもりなのでいちいち覚えようとはしません。よく使う漢字の数は2000くらいなのですから、その韓国音を覚えれば、いつかはこの作業は終わりがあるわけです。単語を覚えようとしないで、数こなしていくうちに自然と漢字音を覚えていけばいいだろうというストラテジーです。この、ひたすら対照してニュースを読んでいくというのを何ヶ月か続ければそれなりに効果はあるのではないか、これも一つの外国語学習の実験ではあります。純粋な多読ではなく漢字語習得を兼ねた方法ですね。

ニュースはリスニングとしては難しすぎると思うのであえて聞き取りにはチャレンジしません。聞く方はいろいろな中級教材や『韓国語ジャーナル』を使おうと思います。

要するに、語彙をコントロールした教材が手に入りにくいので、日本語と似ているという特性を生かして、レベルを問わず、日本語対訳で読みまくろうというわけです。

『韓国語ジャーナル』はいいですね。月刊でないのが残念ですが、バックナンバーはかなりあるので、なれるまでは一ヶ月に一冊ずつやってみようと思います。

あといま考えているのは、日本のマンガの韓国語版を入手することです。これも対照すれば辞書をあまり引かずに読むことができそうですね。

対訳っていうのは、とにかく辞書を引く時間を最小限にすることが効率化には重要なのですよ。
英語など日本語と言語構造が異なると、対訳で単語がわかるという効果は薄くなりますので、できれば語注もあった方がいいと思います。

辞書を真っ黒になるまで引けなんていうスポ根ははやらないです。絶対に電子辞書がいいです。流す汗は少なければ少ないほどいいのです。
教材は最初から和訳・語注がついているものを選ぶか、もしくは辞書をほとんど引かなくてもわかるものを選ぶということです。
「わからない単語を調べながら訳していく」という勉強法は学校英語に洗脳された人のやることで、きわめて非効率です。イングリッシュ・モンスター氏がそれから始めたのは、語学の勉強法について考えたり調べたことがなかったので、無意識に学校英語のやり方を真似したからですよ。
関連記事

comment

Secret

No title

2011.10.07.23:44

こんにちは ハレイさん

日本のTOEIC本には表紙に必ず”ETS非公認”みたいな触れ込みが書いてありますが、韓国の本には同じようなことが書いているのでしょうか?
ハングルが読めないので全く分からず。。。

↓日本の本には必ず書いています
This publication is not endorsed or approved by ETS.
しかもちょっとお洒落っぽく書いてあります(笑) 

No title

2011.10.08.19:35

手元の本を見ると、Super Elite という本には英語で同じようなことが書いてありますね。
その他の本にはたぶんありません。考えてみると、これ以外の本にはTOEICという文字を使っていなくて、토익というハングル表記なんですよね。ハングル表記だとETSの商標にはならないんじゃないですか?

No title

2011.10.10.00:06

こんばんは ハレイさん

なるほど、TOEICという商標を使わない限りは特に書かなくていいということなんですね。 日本の本にはすべてETS非公認と書いてあるので、いわば非公式問題集ですね。寡占状態ひどいなーと思ったものです。
しかし、日本語でトーイックと書くとなんとも間抜けですねw

少し興味深いので、また記事にしてみますね。ありがとうございました。
プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

このブログのコメントは承認制にさせていただいています。コメントの掲載については管理者にご一任ください。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
 
QRコード
QR
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。