スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

韓国語学習書の紹介(初級から中級へ、中級からを中心に)

2013.11.16.00:38

ここでは韓国語の学習で使っていて、役に立った(立っている)本を紹介します。
独学で教材を選ぶのってなかなか難しいので、私も、いろいろサイトを見て参考にしました。
あくまでハン検3級程度の者の感想ですので、ほんの参考までに。

主に、初級から中級へ移行するための本に絞っております。


前田式韓国語中級文法トレーニング前田式韓国語中級文法トレーニング
(2009/03/20)
前田真彦

商品詳細を見る


これは大変お世話になりました。授業を受けている感じがよかったです。
何度も復習したいですね。



多読多聴の韓国語[初級編] 対訳世界名作文学多読多聴の韓国語[初級編] 対訳世界名作文学
(2012/09/04)
HANA韓国語教育研究会

商品詳細を見る


多読多聴の韓国語[初級編]対訳韓国の古典多読多聴の韓国語[初級編]対訳韓国の古典
(2013/01/07)
HANA韓国語教育研究会

商品詳細を見る


多読多聴の韓国語[初中級編]対訳韓国の人物多読多聴の韓国語[初中級編]対訳韓国の人物
(2012/10/01)
HANA韓国語教育研究会

商品詳細を見る


多読教材は貴重でした。とはいっても、辞書なしで、とはいきません。むしろ、単語を拾って増やすことを意識しました。CDがスロースピードとノーマルスピードの二種あります。スローでシャドーイングがしやすくなっているので、とてもいいです。


韓国語ストーリーBOX 中級レベル―多聴・多読や音読練習にぴったり! (CDブック)韓国語ストーリーBOX 中級レベル―多聴・多読や音読練習にぴったり! (CDブック)
(2012/03)
李 修怜

商品詳細を見る


いま、この本をやってます。レベル的にちょうどいいですね。内容も韓国文化の話で興味深いです。



韓国語がわかるリスニング ゆっくりだからききとれる! (<CD>)韓国語がわかるリスニング ゆっくりだからききとれる! ()
(2009/03)
イム・ジョンデ

商品詳細を見る


だいぶ前に買いましたが、その時はけっこう難しいと感じました。CD2枚つきでこのお値段はお得ではあります。3級くらいになってから始めるのがいいでしょう。私は『ストーリーBOX』の次にこれをやろうと思います。
4級から始められるみたいなことが書いてありますがそれは違いますね。


CD付き 初級を卒業した人のための韓国語文法CD付き 初級を卒業した人のための韓国語文法
(2013/06/17)
長渡 陽一

商品詳細を見る


初級の文法がまとまっているという意味ではよかったと思います。通読するための文法書ですね。



CD付 初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法CD付 初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法
(2004/10/16)
イム ジョンデ

商品詳細を見る


語法が中心なんですがわかりやすくまとめてありますね。
ただ、変則用言とかの説明はないんです。あくまで語法のみです。なので「完全」とは言い過ぎです。
それをわかっていれば、レファレンスとして有用です。
細かいところですが、発音がカナではなくてアルファベットで書いてあるのはよいですね。音変化が正確にわかるので(ただ激音や濃音までは表せてません)。
もっとも、この種の本でほかにもいいのがあるのかもしれません。たとえば『身につく韓国語重要文型100』のシリーズなんかよさそうに見えますが、まだ買っていません。


改訂版キクタン韓国語初中級編改訂版キクタン韓国語初中級編
(2012/06/04)
HANA韓国語教育研究会

商品詳細を見る


キクタンはいいシステムだと思っています。つまりチャンツの効果ということですね。
この本はだいたいハングル検定3級レベルです。


昔話で学ぶ韓国語中級リーディング昔話で学ぶ韓国語中級リーディング
(2011/12/28)
金 京子

商品詳細を見る


多読の一環で、この本も読みました。初級編も読んでます。
なかなかおもしろく読みました。
ほかにも昔話の対訳本が何冊かあるんですが、昔話ばかり読んでいても出てくる語彙に限りがあるような気がします。「多読多聴」シリーズや「ストーリーBOX」みたいな本がもっと欲しい感じです。
ともかく、レベルにあったリーダーを音声インプットを含めて確実に進めていくのが、着実に力をつける方法と考えています。韓国語にはまだ次の段階の教材が準備されているので大丈夫ですね。
単語を拾っていくことと、文字と音声の一致です。そのための音読・シャドーイングですが、シャドーイングはすべてのテキストに対してやらなくても一部だけでよいと思います。


韓国語発音クリニック《CD付》韓国語発音クリニック《CD付》
(2013/03/23)
前田 真彦

商品詳細を見る


前田氏の力作! 韓国語発音指南書の決定版!
韓国語って発音が難しい言語だと思います。特に音変化が多いのが難関ですし、子音母音とも日本語にない音が多いです。
この本は音声学に基づいて音を出すしくみを説明しています。それも対話体でわかりやすくやってますね。
正確に音読をしていくためには、この本は外せません。
英語の発音の本でも、ここまでのクオリティのものはそんなに多くはないです。


最後に辞書は、電子辞書の追加コンテンツを使っています。
カシオの電子辞書の、「朝鮮語辞典+日韓辞典」の入っているやつですね。


朝鮮語辞典朝鮮語辞典
(1992/12)
不明

商品詳細を見る


紙版も買うかどうか考え中ですね。
なお、これが組み込まれた韓国語モデルの電子辞書がありますが、この追加コンテンツは5000円ちょっとで買えるので、安めの機種に追加で組み込むという手もありそうです。

このほかにも、たくさん買っているんですが(^_^; 今のところ役立ったもの、役立ちそうなものはこんな感じですね。

それから、ネットでの評判を見て、買ってみたのに次のがあります。まだあまり使ってないのですが。


しっかり身につく中級韓国語トレーニングブック (CD book)しっかり身につく中級韓国語トレーニングブック (CD book)
(2005/10)
河村 光雅、李 秀〓 他

商品詳細を見る


私のレベルには適当のような気がします。しかし、聞き取り問題は難しい。なぜかというと知らない単語が入っているからですね。


日常韓国語会話ネイティブの公式日常韓国語会話ネイティブの公式
(2008/10/30)
今井 久美雄、金 妍廷 他

商品詳細を見る


評判が高いので買ってみました。会話体の学習書はこれまであまり持ってなかったのでいいかもしれません。

では今回はこんなところです。
スポンサーサイト

英語の教育に欠けているもの

2013.11.15.20:13

韓国語の学習経験から英語学習の話になりますが、項を改めますね。

私がこれまでにお世話になった韓国語学習本に、『前田式中級文法トレーニング』という本があるのですが、これは、リーディングの文章があって、それにいろいろ文法解説や練習問題がついている、という、英語の教科書に近いような形です。
やはり、こういう形は非常に進めやすい、と感じました。

英語の場合も、学校でやっているように、ある英文を読んでいって、それに文法解説を加えるという方式が、根本的に間違っているわけではないと思います。
ただ、足りないところは、そのように「読み」としてわかったものについて、さらに音声的にもインプットする、そして、それを口に出して反復する、というトレーニングなのです。つまり、第一には、音声と文字を一致させるというプロセス、第二には、音声を発する筋肉運動の回路を構築するという過程です。

そこに、音読やシャドーイングという活動の重要性があります。
これについてはあまり英米の人は言っていないかもしれませんが、先に書いたように彼らは「母語と英語との差にまつわる問題」をそれほど意識していません。日本には川島さんや門田修平さんの研究があり、音読やシャドーイングの研究については日本の方が進んでいると言うべきだと思います。

ですので、リーダー的な教科書自体に問題があるわけではありません。
ただ、音声を含めた定着活動を十分にしないまま「目で見てわかる」ことだけで無理矢理に進度を進めて、どんどん難しいものを読ませようとすることに問題があるのです。ですがこれは、大学入試に対応するためという面があるので、入試が変わらないと根本的には変わりません。「読む」というスキルだけ突出して高いものを求めるという入試が変わらないと、4技能をバランスさせた授業をやりたくてもできないだろう、ということです。
たぶん「駄目な英語入試問題を批判するサイト」みたいなものをたくさん作って世の中の流れを変えないといけないですね。
言っておきますが、大学の英語教員も、40代くらいまでの人はかなりまともなんですよ。
問題は、お年を召した古い考えの方々です。こういう人が引退しないとなかなか変わりそうもありません。

ですが、入試改革のことはひとまず置いて、考えられる授業改革は次のようなものがあります。

・教科書にCDをつける
・英文の和訳は先に渡してしまい、授業では英語の定着活動に時間を割く。
・文字と音声を一致させる。その際、音連結など音声面の基礎知識を教え、正確な音読ができるよう指導する。
・音読を評価の対象とする。
・やさしいものの多読を取り入れる。

こういうことが、日本語母語話者に対して、30~40人もクラスの人数がいるという条件下でできることだと思います。会話の練習など、その人数のクラスでやってどれだけの成果があがるのか疑問です。今は安価なスカイプ英会話もあるのですから、こういう多人数会話授業の形態は少し時代遅れではないでしょうか。まずは、正確な音読ができるように指導することが先決のような気がします。

英語の教員養成システムに問題が大きくあることはもちろんですね。
小学校にも英語の教員が必要になってきているわけですが・・
しかし、今の教員養成のしくみというのは、どの教科であっても、その科目の教え方については「なんとか科教育法」とかいう科目の単位だけしか要求されていないのです。あと、どの程度「教え方」を教えるかはその大学の判断に任されているのですが、教職関係科目はとてもたくさんあるので、実質的に「なんとか科教育法」以外に、その科目の「教え方」は教えていないと思います、多くの場合は。
ですから、英語に限らず、どの教科でもその科目の教え方についてはほんとうに最低限のことしか教えられていないのが今の教員養成システムで、教え方を勉強したい人は大学院に行くしかないのが現状です。

しかし英語を教えるというのは、単に知識を伝達するというだけでなく、スポーツのコーチのようにスキルを上げるためのトレーニングを提供するという面が強いのです。ですので教え方の可否がとても影響します。しかし教員養成システムは基本的に「知識の伝達」を中心に設計されているのでそこにすれちがいが生じるのです。

韓国語をやるときの学習法

2013.11.15.19:46

この前の日曜、ハングル検定の3級を受けてきました。
速報サイトでチェックすると、いちおう合格点には達したと思いますが、どうなりますか・・?

韓国語をやっているのは、第一に趣味ということで、外国語学習そのものに興味があるということです。
とりわけ、韓国語は日本語から見てその位置づけがユニークです。ここまで文法や語彙に共通性のある言語はほかにはないですから、面白さがあります。
もしロシア語やアラビア語みたいに、文法や単語に共通性がほとんどない言語をやったら、どれだけ困難なことでしょうか。しかもこういう言語は、学習教材がとても少ないですね。

教材の数では英語がダントツではありますが、たぶん今二番が中国語、三番が韓国語だと思います。教材選択に困ることはあまりありません。
こういう学びやすさも、選択する理由の一つですね。

もう一つは、「外国語学習についての考え方が正しいかの検証」ということです。外国語はこうするのがいいのだ、ということを実地に証明するわけですね。

私は、韓国語については、「対訳による多読」が最も効果的ではないか、という仮説を立てました。
もちろん読んだ後、それを音声でもインプットし、音読し、文字と音声をマッチさせるというプロセスを続けます。
これでかなりいけるのではないかな、と考えています。

英語でしばしば言われている「やさしいものの多読」ですが、「辞書は引かない」ということに少しこだわりすぎではないかと感じています。
これは、訳読式で英語を勉強してきて、日本語に訳して理解する癖がついている人のための対症療法としては有効でしょう。
しかし一般的に、外国語学習として考えたときに、多読しながら、そこに出てくる語彙を拾っていき、それを音声でもインプットして身につけていく、というプロセスの方が上達が早いのではないかと思っています。
ですから、ところどころ知らない単語が適度に入っているテキストが有効なのです。辞書を引かない、ということにはこだわりません。

もう一つ、ほとんど辞書を引かなくてもいいような読み物が、英語では大量に手に入りますが(お金さえ惜しまなければ)、韓国語ではそうもいかない、ということもあります。
さいわいに文法構造が近いですから、対訳で、この単語はこういう意味、ということがすぐにわかります。この方式でいけば多少知らない単語があってもどんどん読んでいけます。

英語では「日本語の頭と英語の頭を切り換える」ということが必要です。
日本語的な頭を使って英語を理解するという訳読が問題があるのはそのせいです。
ですが、韓国語をやっていると、どうも、基本的に日本語的な頭を切り換えないまま、単語だけ韓国語に置き換えてもある程度いけてしまう、ということがあるのです。

これがどれほど楽なことか・・
ヨーロッパ人が英語を勉強するときはこの感覚なんだな、ということですね。彼らは、日本人の何分の一かの努力で英語を話すことができるようになるのです。

まあこのように、英語・フランス語・ドイツ語などヨーロッパ語と、韓国語の両方を学んだ経験から、「母語との距離の差」を考慮に入れない英語教授法というのはどうなのよ、と疑いの目で見るようになりました。英米の「専門家」の言うことを頭から信用しないようになりました。
日本語母語話者は、「英語の頭」を身につけるためのストラテジーが必要です。ただ、やみくもにしゃべる経験を増やせばいい、というものでもないですね。

韓国語をやることは、英語学習法について新しい視野を得ることでもあると感じます。
プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

このブログのコメントは承認制にさせていただいています。コメントの掲載については管理者にご一任ください。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
 
QRコード
QR
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。