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語学学習用のICプレーヤーやアプリなど

2014.01.26.18:25

語学学習用のICレコーダーを入手しました。
小型のスピーカーステーションと合体できるようになっています。

語学用の機能とは主には、再生速度を細かく変えられることと、AB間区間リピートですね。
速度は10%刻みで変えられて、音程が変化しないことが重要。
パナソニックやオリンパスから出ています。


OLYMPUS ICレコーダー機能付ラジオ録音機 ラジオサーバーポケット(スピーカー付きアンテナステーション付属) PJ-35OLYMPUS ICレコーダー機能付ラジオ録音機 ラジオサーバーポケット(スピーカー付きアンテナステーション付属) PJ-35
(2013/08/30)
オリンパス

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Panasonic ICレコーダー ホワイト RR-RS150-WPanasonic ICレコーダー ホワイト RR-RS150-W
(2011/09/08)
パナソニック(Panasonic)

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こういったプレーヤーを何らかの形で持っているのが語学学習には必須だと思っています。
CDもなくカセットだった時代にくらべるといかに便利なものでしょうか。

このICレコーダーには、ラジオを予約録音する機能もついてますが、自宅はあまりに電波状態が悪くて駄目でした。
NHKラジオの番組を聞くには、1週後にストリーミングがあるのでそれを利用してもいいですし、あるいは、NHKのネットラジオ「らじるらじる」を、「ラジ録2」などのソフトを使って予約録音することができます。このほうが音質もいいし、おすすめですね。Mac版もあるようです。


ラジ録2 Windows版 [ダウンロード]ラジ録2 Windows版 [ダウンロード]
(2011/08/09)
Windows

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パソコン上で再生速度を変えるのは、Windows Media Player か、QuickTime Player にその機能がついています。
あと、再生速度変更の専門のソフトに「聞々ハヤえもん」というのもあります(Windows)。

ICレコーダーを買わずにスマートフォンでなんとかしようという人は、調べてみると次のようなアプリがあるようです。今度学生にもすすめようと思います。

アンドロイド:Maple MP3 Player
iPhone: All-in-1 Music Player


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外国語の学習書を考える

2013.08.17.00:11

まずは、メインとして『前田式韓国語中級文法トレーニング』をやっています。
これはテキストがあり、それに解説と練習問題がつくというスタイルです。
だんだん難しくなっていくテキストに、新しい文法事項と語彙を覚えていくというオーソドックスな教科書。
やっぱりこういうのを一つメインにする必要があるのだな、と感じました。
もちろんCDもありますが、ノーマルスピードがかなり速いので、PCで速度を遅くして再生し、オーバーラッピングやシャドーイングに利用します。最初からCDのスピードだと不正確になりがちですね。
前田式は、音読重視です。テキストの音読を繰り返し勧めますが、最初は音声の速度を調整しないとなかなかCDにあわせて言えないです。

私は、このメイン教科書に、多読用のやさしい教材(CD付)、発音専門の本、文法総合解説書(辞典的に使えるもの)、それに辞書と、そのくらいは「語学学習一式」として必要ではないかと思います。
つまりリーディングのテキストは、自分のレベルより高いものを少しずつできるようにしていくものと、自分のレベルより少しやさしいものをたくさんというふうに、精読と多読の両方を意識してそろえる、というのがいいと思います。

韓国語の場合、まったく最初はどの本がいいのかはよくわからないのですが、いちおう初級が終わったらこの前田式に取り組むのが私には効果的でした。
ほかの教材はまた紹介します。


前田式韓国語中級文法トレーニング前田式韓国語中級文法トレーニング
(2009/03/20)
前田真彦

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音声が言語教育の基本

2013.08.10.16:12

前田真彦さんの韓国語学習DVD
http://mire-k.jp/DVD.htm

これは、外国語学習についての基本的な考え方、メソードが私の考えとまったく同じですね。
発音をきっちりやり、そして、スラッシュリーディングや音読、シャドーイングなど・・

こういうことをきっちりやっていけば必ず実力はつく。それはわかりきっています。

それなら、なぜ英語は学校の授業だけでできるようにならない人が多いのか?
それは、こういうあたりまえのことをやってない授業が多い、ということかもしれませんね。
学校で英語やっただけの人は、シャドーイングて何? て感じで、そういう勉強法があることすら知りません。

音声軽視の英語教育の何十年とわたる「伝統」をなかなか打ち破れないのです。

別に外国人教員をたくさん雇わなくても、音読をたくさん入れるだけでも変わるのです。

中国語教育でも発音はすごく重視しますし、音を基本と考えて教えるだけですごくよくなっていくのです。
なんでそんなことがわからんかな・・

とりあえずの改革案として
・教科書にCDをつける
・音読等の音声活動を重視することを指導要領に明記する(「英語で授業をする」ということではなく、生徒に英語を言わせることが重要)
・センター入試のリスニングの比率を50%にする(ゆくゆくは4技能型テストに転換)
・ついでに各大学の二次試験でもリスニング50%を義務づけたらいかがだろうか?

第二外国語の話

2013.08.10.15:53

黒田龍之助さんでしたか、英語を教える人も、外国語についての知見を広げるために第二外国語をやった方がいい、と書いていましたね。
たしかに、多言語を趣味としている黒田さんとか私にはうなずける指摘です。理想的には、英語以外のヨーロッパ語から一つと、中国語と韓国語のいずれか、ということでした。
たしかに私も、ロマンス語からフランス語、ゲルマン系からドイツ語、ついでにスラブ系からロシア語もかじりました。中国語、韓国語にも手を付け、世界の言語に関する視野は広がりましたね。
いまではエクスプレスシリーズだとか、マイナーな言語にも入門書が出ているので、いろんな言語をかじるのを趣味とする多言語マニアという人種が存在しうるわけです。

しかし、こういう本を読んでおもしろがり、その本を全部覚えてしまうまでやったとしても、マイナー言語ではなかなか「その次」の教材がないですね。
中国語、韓国語はわりかし中級教材も充実しており、いまや、英語の次の外国語は完全に中国語、次が韓国語になっています。昔のようにフランス語、ドイツ後ではありませんね。こういう専攻はもう大学語学教師の就職口がないのでほとんど壊滅に近くなっています。

中韓を除く第二外国語は、初級以上の教材が非常に少なく、学習が続けられない状態だと思います。
大事なのは、レベルに合わせた教材を音声付きで多量にこなすことなのです。英語の場合はその教材に不自由しませんが、フランス語なんかでもそれに関してはかなり苦しい。でもまあ、海外ではフランス語のグレイデッドリーダーなんかも出てはいるので、探そうと思えば探せますが、マンガの仏語訳なんてもありえますね。

私は高校の時にロシア文学にはまっていたので、ロシア語をやりたいのですが、入門初級以上の教材がなかなかない状況です。その他にも、入門書だけはやってみたがその後が続かない言語がけっこうありますね。
まあ、実際に使わないという根本的問題もあるのですが・・(笑) 遠い国の言語は実際にコミュニケーションする必要が生じるわけではないので、それを使うとなるとネットとか本での情報収集になるのですが、それですとものすごい上級にならないと理解できません。ですので、中級を突破することが困難なのです。


ですので、英語以外で、ある程度独学で相当のレベルまで修得できるのは、たぶん中国語・韓国語に限られるのではないかと思います。あるいはせいぜいヨーロッパ語でもメジャーな、フランス語・スペイン語・ドイツ語くらいまででしょう。たとえばペルシア語を上級までいきたいと思ったら、イランに行くか、誰かイラン人のいい教師をつかまえるしかないでしょう。独習はとても不可能です。

逆に、英語はいくらでも教材があふれているのですから、この環境でまだできないというのは要するに「やらない」からにすぎない、と言えます。

多言語マニアとして楽しむだけならほんの入門だけをかじるだけでもいいと思います。あいさつと数が言えるとか。実際、ほんとにその言語のネイティブ向けのコンテンツがわかるようにするためには(つまりTOEICで言えば900以上のレベルですね)、膨大な時間とエネルギーがいるので、それだけのコストをかける価値があるのかと、冷静にコストパフォーマンスを計算するのが現実的です。

だいたい、英語の場合は2000時間が目安と言われていますね。基礎のないアラビア語なんかではもっと多いでしょうし、逆に日本人に学びやすい中国語・韓国語ならばその半分くらいでも可能かもしれません。

『危機の大学論』

2013.04.28.22:48

また英語と直接の関係はないですが、諸星さんの『大学破綻』が面白かったので、図書館にて尾木ママさんとの対談本『危機の大学論』を借りて読んでみました。

なかなか納得の指摘が多いです。中でも、今は中等教育の質の担保がされていない問題が出てきます。尾木さんは、学力がついてない生徒には何回も留年させるようなシステムにすべきと言っていますが、まったく同感です。中等教育が崩れているからまた大学教育も成立しにくい、という構造がありそうですね。

大学が増えすぎているのも当然、問題です。諸星さんは、ミッションの不明確な大学が多いと指摘しています。
そして、そういう全入時代にあって、大学教員には教育力が要求されているのに、相変わらず研究業績のみで教員を採用するシステムなので、教育力のある教員が少ないということ。

いずれにしろ、大学がエリート層のものだった時代を懐かしむのではなく、この状況に見合った大学のミッションを考える必要がある、というのがこの本から伝わることですね。
時代が変わったのに、多くの大学はいまだに旧帝大のミニチュアみたいなしくみで動いているので対応できていない、ということが浮かび上がってきます。まあ客観的に見れば、なんのためにそこにあるのかよくわからない大学は淘汰されてもやむを得ないでしょう。下位校といっても、誇りを持って「勉強がいまいちな学生を一人前に育てる」というミッションを打ち出せばいいのですね。

ただ、今の大学はダメだとバッシングするだけでなく(実際改革しなければならないことは多いのですが)、中等教育が機能していないことをはっきり指摘していたのはよかったです。その改革として、諸星さんは、高校の4年目を作って、高校教員が徹底して基礎学力を鍛えるようにするという案を示していますが、これはよいアイデアではないかと思いました。

それと、入試については、中等教育がちゃんとしてくれば、大学入学資格の試験(アメリカのSATみたいなもの)を整備すれば、入試はあまり問題ではなくなるとしています。
その試験に高三でよい成績を取れればそのまま大学へ行けばいいし、そうではない人は高校四年目をやってもう一度受けなおすことができればよいですね。海外にはそういうシステムの国もあったように思います。

このブログの趣旨である英語教育について触れてはいませんので、以上の論を踏まえて、私なりの見解をついでに書いておきます。
現状の指導要領の到達目標には基本的に無理があると考えています。全高校生に対する最低の要求基準は高卒までに英検3級程度(ただし、それは読めるというだけでなくそのレベルで英語がある程度言えるということを含みます)にとどめ、ある限られた生徒のみそれより上級に進むようにすることです。それにともなってセンター試験は2通りくらい用意し、それはTOEICのようにリスニングを50%にします。上級のテストにはできればPCベースのスピーキングテストも併用するといいかと思います。テストはTOEICのようにスピード感を持って英語を処理しなければ得点できないものにすれば、英語学習も変わってくるでしょう。
TOEFL導入の問題点については過去に書きましたので参照してください。


危機の大学論  日本の大学に未来はあるか? (角川oneテーマ21)危機の大学論 日本の大学に未来はあるか? (角川oneテーマ21)
(2011/11/10)
尾木 直樹、諸星 裕 他

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プロフィール

SH

Author:SH
東京大学大学院総合文化研究科出身。現在、地方の公立大学教授。第二言語習得研究・音声学等の知識をもとに25年以上にわたり英語教育に携わる。
TOEIC990点。
英語のほかいろいろな言語をやってみました。フランス語・ドイツ語・中国語も本を読むことはできます。現在は中国語とロシア語を学習中で、自分の外国語学習理論による多言語習得をめざしています。ハングル能力検定3級合格。

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